ツナワタリマイライフ

日常ネタから技術ネタ、音楽ネタまで何でも書きます。

同期と今までの振り返りと今後について話した

はじめに

昔から勉強会やったり日頃slackでchatしてる仲間と、これからどうスキル振っていくかを話した。

社内認定を受けさせられてる中で、今自分の強みを探すのに僕が悩んでいて、その相談にのってもらってた延長で、今後どうしたいかもあるよね、って話が出たのも理由の1つ。

あとは最近読んだこの本、時間術はあなたがあなたの人生で好きなことをやるためです。っていうメッセージを受けて、今の仕事って本当に自分のしたいことなんだっけ?って思うようになったこともきっかけの1つ。じっくり考えてみた。

入社前〜これまでを振り返る

M1でインターンシップに行った会社に推薦で応募。そのまま希望し続けたこともあり当時と同じ部署に配属される。

ネットワークの省電力化や無線通信の研究室でした。僕はネットワークのトポロジ構造と通信特性の関連を研究してました。ただどうしてもネットワークがしたかったとかではなく、当時の仲間がいたことと、先輩の人間がよかったことです。思えば研究室も会社も人間で選んでますね。

ソフトウェア開発職を選んだのも、インターンシップで行った先がそうだったから。クラウドが流行り始めた頃で、新しいことをやってるし、そんな程度でした。自分の長所から考えると、ネットワークの基礎やLinuxを少し触ったことがある程度で、ソフトウェア開発の経験はない。反面バンドをたくさん立ち上げた経験や、もともとの性格より、コミュニケーションスキル、具体的にはやりたいことを実現するために必要なひとを選び、会話し、実現する、そういう能力に長けている。だから開発職よりは複数のひとと関わって1つのシステムを作り上げるシステムエンジニア職のほうが向いていることは自明だった。

それでも開発を選んだのは、技術を身につけてからでもSEにはなれるが、逆は難しいと思っていたから。これ、今思えばきっと間違いで、両方に必要なスキルは違うんですよね。。。それでも技術職をやって後悔はないです。

仕事は苦労の連続でした。指導員や周囲の人間に「おれだったらもっと手を差し伸べてあげる」と思っていたし、それは今でも間違ってないと思ってます。たった1つ学べたことは、「何もわからない状態でも何とか進めることができる」気持ちであり、未知と立ち向かう心構えぐらいでしょうか。私が先輩に質問する術が不足していたとはいえ、もっと早く今の地点に辿りつけたなぁ、随分遠回りしたなと、思います。

仕事も頻繁に変わりました。他チームの応援ばかりで、深く担当製品を理解するところまで到達できないことにも随分悩みました。このせいで会社で活躍できない、とすら思っていました。だけど、「長く続けてるから」理解できて改善が提案できるのは、きっと当たり前で、短期で吸収し続けること、変わり続けること、いろんなことができることのほうがきっと価値のあることなんだと、今では思えます。それに気づいたのは最近です。

成長したこと

Ruby

Rubyは一通りかけるようになった。Rubyぐらいな気がする。ずっとなんとなく使い続けてるのは。逆にいえばRubyしか使えない。

その他プログラミング言語 / フレームワーク

使いこなせる、手に馴染むところまで来た技術はmarkdownvagrantcapistranoぐらいで、あとは中途半端に手を出して軽く動かしてみて終わったものが多い。Ruby on Railsに関してもアプリを2つと担当製品1つぐらいで、その後触ってないのでもう忘れてしまっているなぁ。

トラブルシューティング

ログを見る技術、lessの使い方、エラーメッセージでgrepする、といったトラブルシューティングの一般的なやりかたは身についた。これも応援先にトラブル対応を無理やり振られた結果ですね。

ブログ

ブログをはじめられたことはとても大きいです。アウトプットの量があがることで、インプットの量も増えました。そしてそもそもブログをはじめた目的だった「読んだ本のことを覚えてない」ということも、読んだあと書くことで要点は覚えていられるようになりました。思考の整理にもなってると思います。

考え方

「すぐやる」「やってから考える」に完全に移行できたと思う。だから(決断を)悩まなくなった。行動できるようになりました。

自分がやりたいこと

自分が本当にやりたいことは何か?を考えました。

自分が好きなことでまず浮かぶのは「教育」と「誰かと何かをやること」です。ひとに何かを教えることは、教育論、手法というよりは、プロセスが好きなのかもしれません。「よし、一緒に考えようぜ」そして考える過程を手助けしながら、答えにたどり着く。自分の教えたことで相手が分かるようになることは、自分にとっても大きな喜びです。

そして「誰かと何かをやること」これはバンドをずっとやめられない理由の1つです。多分、やる中身はあんまりどうでもいいんですよね。誰かと何かをやる。その過程で、たくさん話して1つのものを作り上げていく、そういうものが好きです。だからソフトウェア開発も作る中身よりは誰かと作ることが好きだったりします。ということはソフトウェア開発じゃなくてもいいんですよね。(笑)音楽でも遠隔コラボをやったりセッションをやったりしてるのもそれだったりします。

あと、ブログを書くようになって「発信」も好きだと思います。もともとの自分の発信マインドは、ソフトウェアの技術ブログを書く文化に憧れていたことと、(就活等で)情報は出せば出すほど集まってくる、ということを体感したから。それによってシェアの文化をとても大切にしています。

プライベートでは「論文」と称して自分の中で最近考えてる価値観や法則を他人に説明することも好きだったりして、思考が大好きなんですね。

最後に、一生やっていたいのは音楽。

教育、誰かと何かをやる、発信、思考、音楽。これらとソフトウェアを組み合わせて何かができないかと、今は思ってます。

今後の方向性

今、会社でやり遂げたと言えるものが何もありません。本当にやりたいことが見つかって出て行くのは良いけど、まずは会社でこれは自分がやったんだっていう成果をあげたい。組織や他人のせいにせず、(すぐ仕事が変わるとか、誰も教えてくれないとか)自分のしたいことをやりたい。リーダーやマネージャーの指示であれ、何かを変えること、自分が達成感を得られるものを成し遂げたい。

近々、また仕事が変わって異動になるので、それを最後のチャンスと思って大きな目標を建てて成し遂げようと思う。組織を変えようと思う。

同時にやりたいことを見つける可能性をあげるために、外に出てたくさんのひとと話したいし、変わらずインプットとアウトプットは繰り返したい。

あと、もう勉強のための勉強はやらない。やりたいことのために必要なことだけをやる。

おわりに

たまに、自分のやりたいことって何?自分の好きなことって何?を立ち止まって考える時間、必要だと実感しました。考えたら出てくるもんです。言葉にすればそれに導かれる気もする。

この「何か変えないといけないけど何をすればいいか分からなくてイマイチ抜け出せない感」を早く抜け出せますように。