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ツナワタリマイライフ

日常ネタから技術ネタ、音楽ネタまで何でも書きます。

「語彙力こそが教養である」から考える、語彙と教養の関係

はじめに

同期に「最近語彙減ってない?」などという失礼なつっこみをしたんですが、ならば自分の語彙はどうなんだと思っていたところに見かけたので買いました。

本の主張

語彙があるかないかで知性があるか、教養があるかどうかは分かる。そして教養がないと見られることは損だし、教養がある人同士だと話も盛り上がり世界が広がる。

そしてそのためのインプット・アウトプットの具体的な方法、語彙力トレーニングの方法、インプットにおすすめなメディアを紹介している。

語彙がないよりあったほうが知的に見えるのは同意するし、あったほうが話せるひとが広がるのも同意するんだけど、この本の例だと古い言い回し、故事成語や慣用句が多く、「それ本当に日常で使う?本当に?」と思うものが多かったです。

  • 一を聞いて十を知る
  • 水は方円の器に従う
  • 過ちて改めざる、是を過ちという
  • 他山の石
  • 貧すれば鈍ずる

本当にこの言葉職場での会話で出てくる?わざわざ言う?本当に?みんな言いたいけど俺が教養ないから使わないの??と思ってしまい、故事成語やことわざ、慣用句が多く使えること自体は魅力的に思えませんでした。

教養とは

そもそも教養って何でしょう。

きょうよう【教養】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

㋐学問、幅広い知識、精神の修養などを通して得られる創造的活力や心の豊かさ、物事に対する理解力。また、その手段としての学問・芸術・宗教などの精神活動。

㋑社会生活を営む上で必要な文化に関する広い知識。「高い―のある人」「―が深い」「―を積む」「一般―」

ある分野について幅広い知識を持った上で、それについて自分の見識を持っている状態、その考え方を使ってさらに広げていく能力がある状態、とでも言い換えられますかね。

語彙と教養のメリット

語彙は教養を深めることで増えると考えると確かに語彙は教養になると思う。順番が逆だけど。

僕はこれまで豊富な語彙を持つことで、語彙が少ないひとにも分かる言葉に言い換える能力のほうが現代では重要だと考えていました。そっちのスキルは意識してきたし、それなりに身についてきたと思うんですが、故事成語やことわざを日常会話に使おう、使いたいなんて思っても見なかったです。

ただ、考えうるメリットとしては、そういった言葉を好む世代、ひとと話が通じることで、チャンスが広がることだと思います。年配の、教養のある方と話した時に、今の僕と話した時「なんだこいつ何も知らないな、面白くない」って思われるか「若いのちゃんと勉強してるなよしよーし」ってなるか、そしてそのチャンスで何か広がる可能性があったとしたら機会損失だろう、というぐらいは想像できます。

語彙を定着させるには素読する

音読のうち、意味を考えずに口にだすこと。目で読めても口に出せない言葉はあるので、これは有効だろうと思いました。同時に英語の勉強でも声に出すことが大事だと思ったのでそちらに活かそうと思います。

今後とまとめ

この本に紹介されてた夏目漱石樋口一葉孔子シェイクスピアは読んでみます。近代文学、古典文学の言い回しが使えるかどうかはおいておいて、それを知ったらどう世界が変わるのかは気になるので。

多分、語彙が増えることでもっとメリットがあるような気がする。ある地点に到達しないと気づけない世界があることは体験したことあるから、語彙もきっとそうだと思う。

語彙の絶対量は測ることはできないものの、少なくとも時を超えて愛されている作品はきちんと目を通して自分で消化しようと思う。