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ツナワタリマイライフ

日常ネタから技術ネタ、音楽ネタまで何でも書きます。

神曲プロデューサーから考える私と音楽制作

音楽

はじめに

同期の勧めで読んでみた。といっても勧められたのはだいぶ前だった気がするな。ずっとほしいものリストにあったんだけど、最近kindleで久しぶりに読書した(ねぇ、その出版楽しいの?KDP(amazon kindle direct publishing)による自己出版 - ツナワタリマイライフ)ことと、人に勧められた本はすぐ読もう(「なぜランチタイムに本を読む人は成功するのか」を読んで - ツナワタリマイライフ)というきっかけで読みました。きっと私が音楽をやってる人間だから、どう感じるかに興味があったんだと思います。

神曲プロデューサー

神曲プロデューサー

神曲プロデューサー

フリーのライター&スタジオミュージシャンの主人公に縁に縁を重ねながらいろんな(音楽業界の)著名人と仕事をするお話。しつこく自身を卑下する発言(所詮無名なミュージシャン、なんとかギリギリ食いつないでいるだけ)が見られるが、生き残れて食えてる時点で相当すごいですよね。

5章に分かれていて、最初は単なるソングライティングの仕事だったところから、あるきっかけからプロデューサーをやってみないか?といって物語の本筋へと入っていく。

プロデューサーは楽曲に全責任を持つ立場。音楽制作には歌詞を作る作詞、曲(メロディ)を作る作曲、そして演奏パートを決める編曲、録音にはレコーディングエンジニア、さらに録音したものの音量は低位を調整するミキシングエンジニアという登場人物で楽曲が作られる。その総責任を持つ立場である。

印象的だったのは絶望的に歌が下手なアイドルグループをプロデュースする際に、「なんでプロデュースしなきゃいけないの?売らなきゃいいじゃん」と真っ向な意見をぶつけてくる実力派シンガーの海野リカコ。「売れないものを売れるようにするのがプロデューサーの仕事だろう」と反論したくなるのが筋だが、確かに本当に良いものが世に出ていくほうが自然だ。

職業音楽は、1番分かりやすい対価としてお金が動く。ただそのプロデュース対象は元がよくて、それを更に良くするというのが正しいプロデュースだろう。売れないものや、魅力がないものを大きく売れるように変化させたり、本人の意思とは全く関係ないところまで変えられてしまえば、それはプロデュースされる側にとって音楽じゃなくなる。それが作中に登場する海野リカコの「音楽をやめるぐらいなら、音楽やめるよ。」というセリフの真意だろう。

自分の音楽制作

読書感想から自分の話へ。最近ずっと作品を世に出していないので、何も語ることはないのですが、ソロプロジェクトとして自分1人で全パート録音しようとしています。また将来演奏メンバーが増えたとしても、自分のCDなので、自分がプロデューサーという立場でアレンジや録音を進めていくことになると思います。

そのためにはそもそも作り始めることが必要なんだけど、まだまだ身につけないといけないことがたくさんで、今年はその走りでベースとドラムをはじめることに成功しました。来年こそは鍵盤とレコーディング、ミキシングについても少しずつ勉強して、自分のCDのプロデューサーになりたいな。

終わりに

勧めてくれてありがとう。クラシック音楽の知識があればもっと楽しめたんだろうと思いました。ピアノを学ぶついでにクラシック音楽分野も聴いていきたいなぁ。そして2016年こそはCD出します!