ツナワタリマイライフ

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情熱プログラマーを読んだ

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

研究所の同期におすすめをされたので読んでみた。

どんぞこからようやくモチベが上向きはじめたときに読めたので効果は抜群、

やっぱり「1番の下手くそでいよう」は良いですね。
常に自分が1番下手なコミュニティにいつづけること。
自分が1番の集団はそれは居心地がいいけれど、成長は望めないよね。

あとは「万能選手になろう」と「スペシャリストになろう」かなぁ
全然相反したことは言ってないんだよね。
万能選手を目指していた自分としては背中を押された気分。
何か1つできたって、それがビジネス領域から外れたときにまっさきに不要な人材になるのは避けようってわけだ。その通りだね。

僕たち技術者はどうしてもある特定の技術(コードを何万行もかける、プロトコルの詳細な仕組みをしっている、)に注目しがちだけど、そうじゃない。
「コーディングはもう武器にならない」でも言っている通り、コード、言語はツールでしかなくて、もうひとつ上の視野で道具を使い、ビジネスをやらなきゃいけない、一章ではそんなことが書いてあったような感じます。

二章だと「一に練習、二に練習」がわりと衝撃だったかもしれない。
これまでも自分の時間を作って勉強だ勉強会だともちろん自己研鑽はしてきたけど、その理由や必要性がはっきりわかった。
業務時間は試合。試合で練習なんてできっこないし、練習あってこその試合。

今の会社はやれ研修だ教育だと力は注いでいるほうだし、それは働きながら学べるのが理想だけど、やっぱりソフトウェアという世界では練習したほうがいい。そのほうが何倍も伸びることができるきがする。

とても良い本だった。わくわくする。きらきらする。そんなことを思い出させてくれる。まさに情熱を宿してくれる本だった。