ツナワタリマイライフ

日常ネタから技術ネタ、音楽ネタまで何でも書きます。

「幸福の「資本」論」を読んで自分の資本と幸福を考える

はじめに

読みました。きっかけは忘れたけどamazonさんにおすすめされたからだろうか橘玲氏は「言ってはいけない」を途中で挫折したまんまだったけどこの本は読みきりました。

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

幸福の3つの資本論

この本では「社会資本」「金融資本」「人的資本」という3つの資本をあげ、各資本のバランス関係、資本ごとに8つの人種へグループ分けし、幸福の土台を作るためには各資本をどうすべきかが解説されています。

上記内容だけでなく、貧困、風俗/介護業界の問題、日本の雇用問題など多く触れられていますね。

かなり雑多に語られていてついていくのにいっぱいいっぱいというか、今見返してみてもまとめるのが難しい本です。だからこそ読んでみてと言いたいが、書評を書くのは難しい本です。

社会資本は、人間関係で、友達がどれだけいるか。親しい恋人、友人、家族から、"弱いつながり"と言われる「知り合い」まで含まれます。

次に金融資本は、そのまんまです。現金、あるいは購入した資産のことでしょう。

そして人的資本は、自分自身のことです。

私は20代後半、人的資本を企業に投資し、給与という形で金融資本を得ています。人的資本は満足いく程度にいます。

私自身は今後人的資本に金融資本を投資し、人的資本の価値をあげ、そこからさらに金融資本を得るという正のサイクルを描きたいと思っています。いわゆる自己投資ですね。

一方で金融資本の運用は行っていません。

vagrantでdocker環境を爆速で構築する

はじめに

いろいろあってDocker再勉強中。本買いました。

Docker

Docker

Docker環境構築

この本を読みながらいろいろ動かす環境が必要です。Macなのでdocker for macでもいいんですが、異なるアプリケーションを構築することを考えると、VM上にdocker環境を作っておいたほうがなにかと便利かなと思いました。

というわけでvagrant + virtualboxを使ってdocker環境を構築します。

昔はCentOS72のイメージに、ansibleでdockerをインストールするplaybookを書いてたんですが、まぁよく考えるとdocker入りのboxイメージ、絶対あるよね。

app.vagrantup.com

というわけでさっそくVagrantfileを書いてやります。

VAGRANTFILE_API_VERSION = "2"

Vagrant.configure(VAGRANTFILE_API_VERSION) do |config|
  config.vm.box = "envimation/ubuntu-xenial-docker"

  config.vm.define :docker do | docker |
    docker.vm.hostname = "docker"
    docker.vm.network :private_network, ip: "192.168.33.100"#, virtualbox__intnet: "intnet"
  end

end

vagrant upします

take@MacBook-Air ~/v/docker> vagrant up
Bringing machine 'docker' up with 'virtualbox' provider...
==> docker: Box 'envimation/ubuntu-xenial-docker' could not be found. Attempting to find and install...
    docker: Box Provider: virtualbox
    docker: Box Version: >= 0
==> docker: Loading metadata for box 'envimation/ubuntu-xenial-docker'
    docker: URL: https://vagrantcloud.com/envimation/ubuntu-xenial-docker
==> docker: Adding box 'envimation/ubuntu-xenial-docker' (v1.0.0-1500167675) for provider: virtualbox
    docker: Downloading: https://app.vagrantup.com/envimation/boxes/ubuntu-xenial-docker/versions/1.0.0-1500167675/providers/virtualbox.box
==> docker: Successfully added box 'envimation/ubuntu-xenial-docker' (v1.0.0-1500167675) for 'virtualbox'!
==> docker: Importing base box 'envimation/ubuntu-xenial-docker'...
==> docker: Matching MAC address for NAT networking...
==> docker: Checking if box 'envimation/ubuntu-xenial-docker' is up to date...
==> docker: Setting the name of the VM: docker_docker_1500186086097_14251
==> docker: Clearing any previously set network interfaces...
==> docker: Preparing network interfaces based on configuration...
    docker: Adapter 1: nat
    docker: Adapter 2: hostonly
==> docker: Forwarding ports...
    docker: 22 (guest) => 2222 (host) (adapter 1)
==> docker: Booting VM...
==> docker: Waiting for machine to boot. This may take a few minutes...
    docker: SSH address: 127.0.0.1:2222
    docker: SSH username: vagrant
    docker: SSH auth method: private key
    docker: Warning: Remote connection disconnect. Retrying...
    docker: 
    docker: Vagrant insecure key detected. Vagrant will automatically replace
    docker: this with a newly generated keypair for better security.
    docker: 
    docker: Inserting generated public key within guest...
    docker: Removing insecure key from the guest if it's present...
    docker: Key inserted! Disconnecting and reconnecting using new SSH key...
==> docker: Machine booted and ready!
==> docker: Checking for guest additions in VM...
==> docker: Setting hostname...
==> docker: Configuring and enabling network interfaces...
==> docker: Mounting shared folders...
    docker: /vagrant => /Users/take/vagrant/docker

初回はimageをpullするのに少し時間がかかります。

sshします。

take@MacBook-Air ~/v/docker> vagrant ssh
Welcome to Ubuntu 16.04.2 LTS (GNU/Linux 4.4.0-83-generic x86_64)

 * Documentation:  https://help.ubuntu.com
 * Management:     https://landscape.canonical.com
 * Support:        https://ubuntu.com/advantage

docker入ってます。

vagrant@docker:~$ docker -v
Docker version 17.06.0-ce, build 02c1d87

おわりに

また中身のない記事を書いてしまいましたが、dockerについてこれからちょいちょい記事があがる予定。あと初学者向けのドキュメントも作ろうかと思ってるので、できたらまた公開します。

vagrant fileはgithubにコミットしました。

use docker box · takeshe12/vagrant@004ddc0 · GitHub

猫の休日 1st album「ゴールデンウィーク」リリースしました

はじめに

猫の休日というバンドをやっています。

6/28にめでたく1st albumがリリースされました!拍手!

ダウンロードもフリーだ!プレイヤーにいれて聴いてね。

f:id:take_she12:20170705011905p:plain:w300

ジャケットもかわいい!なのはが飼ってるベリーさんがモデルです。

担当

スリーピースバンドで、私はベースと一部作詞作曲を担当。そしてレコーディングからミックス、マスタリングまでのエンジニア作業を全て担当しました。もちろん素人で初挑戦のことばかりでした。

ソロプロジェクトのとけてなくなるでちょうど一月前にバンドアルバムをリリースしたばかりで、2枚目の作品になります。

take-she12.hatenablog.com

発売によせて何か残したいのですが、猫の休日にはバンド用のブログがないのでここに書きます。なるべく技術的なことも入れるつもり。曲別に行きましょう。

レッド ライン

半角スペースが入るらしい。

1,2曲目はギターボーカルのなのはが作詞作曲で、コーラスも全曲なのはです。ライブでの再現を考えると僕がコーラスをすべきなんですが、女性ボーカルにうまく馴染むコーラスが取れなかったのでなのはにお願いしました。コーラスのライン自体は僕が打ち込みました。単純にキーに合わせて3度上/3度下です。コーラスのパターンはこれから勉強して引き出し増やしたいです。

この曲はなのはがはじめて曲を作って、バンドとしてもはじめてのオリジナル曲なので、アレンジはかなり僕の意見で決めた気がします。

ドラムレコーディングとしてはハイハットの音がボヤけて、非常に悪いのが悔しいです。ドラムのマイキング、正直どうしたか覚えてない程度に適当にやったので・・・後半2曲はよく撮れていて、そのときは斜め上から撮ったので、これは真横にマイクを向けたのかもしれない。いずれにしてもドラムのレコーディングはちゃんと良い音で取れてるかしっかり事前確認すること。あとから加工はできない。

びっくりしたのが、なのは歌うまいんですよね。レコーディング、時間もかからず、かなり短時間で撮れました。嬉しい誤算。

ベースアレンジはスタジオで適当にして家で撮る時になって妙なアレンジいれまくってごめんなさい。間奏とアウトロ、動きたくなったんだ。。。サビのベースライン好きですね。

エレキギターに関しては全曲そうですが、スタジオでアンプ・エフェクター通して撮ったあと、僕のほうでさらに音いじってます。これからはスタジオで撮ったもので最後までいけるといいね。しかしギターソロ超かっこよくない?いくぜオラァ感がすごい。

ちなみに歌詞は不倫の歌だそうなので「もう終わりにしましょう」としてもなかなか終われないドロドロ感を味わってほしい(?)

グレイゾーン

半角スペースは入らないらしい。

何が猫の休日やねん轢き殺すぞな勢いの激しすぎるロックナンバー。いや本当激しすぎませんか。こわい。こわいこわい。

リフがハッキリしてるのでアレンジは決めやすかったですね。この曲のアレンジも僕がほとんど決めたんですが、単調すぎるってことで間奏で同じサビメロに対して別のコードをあてるってアプローチが面白いなと思いました。ちなみにギターにはうっすらフェイザーかけてます。逆に他の部分のディストーションはスタジオで撮ったものそのまま使いました。MXRのM78 Custom Badass ‘78 Distortion最高だよね。(勧めて買わせた)

あとこのバンド2番のAメロあるいはBメロでは確実に1番と違うことしないと死んじゃう病気になってるので違うことしてます。ベース楽しい。(それ以外全部ルートだしね、ここぐらい動かせて。。。)

ドラムもレッド ラインと同じ日に撮ったのでハイハットがボヤーっとしてるなぁというところが最後まで取り除けませんでした。

ちなみに歌詞はよくわからないので本人に聞いたら「よくわからないんだよね」って言われました。よくわからないそうです。

目覚めたばかりの猫

3,4曲目は僕が作詞・作曲を担当しました。中でもこの曲は僕の作曲家至上最高傑作だとすら思ってるお気に入りです。アレンジは作曲者なので僕がリードしました。Aメロの静けさ、Bメロとつないでサビで盛り上がる、王道を行けたなと思います。リードギターのフレーズはなのはに任せたんですが、僕が作らなくて本当によかったです。めっちゃ良い。

この曲の反省点はエレキギターのノイズがキツくて、リードは特に細かい点でノイズ取りに苦労しました。S/N比大事。バッキングもよく聴けば結構ノイズ乗ってます。曲の終わりがやたらはやく撤収するのはノイズのせいです。(笑)

ベースはラインで撮ったんですが、まだまだ下手クソというところで、弾いてない弦の解放が入ってたり、倍音がポーンと響いたりして、正直休符の部分はかなり人工的に(笑)カットしました。

ドラムレコーディングは3、4曲目同日実施。ハイハットはうまく撮れたんですが、今度は逆にキックはボスボスとしょぼい音になったのと、タムが残響音がデカすぎて音を削らざるを得ませんでした。キックベースの影に隠れてるねぇ。。。あとスネアは表に加えて裏側も撮ったのは良かったですね。スコン感増す。

自分以外が歌うということで作詞作曲したのははじめての経験で、自分以外が歌うことを意識したからこそできた曲だと思います。自分が歌うつもりだと絶対でてこない。面白い経験ができました。少女の鬱屈と退屈と閉塞感。夕日に滲むわずかな希望を覗きながらそばにいる猫と歌う曲です。「道連れ当たり前よ よろしくね」は僕はそんなに気に入ってないけどなのはは気に入ってるらしい。

月の光に歌うよ

なのはへの楽曲提供(?)第2段で、SHISHAMOの主人公ぐらいの、女子高生が歌うようなイメージで書きました。歌詞も平易な言葉に止めてます。"どんな想いも届かなければ意味ないのかな"は結構哲学的な問いだと思っていて、想うだけで意味があるのか、それが他者へ通じてこそ意味があるのかという問いですね。

この曲も目覚めたばかりの猫と同じくギターのノイズがスタジオ撮りだとひどく、しかも静か目な曲ということもあって自宅で撮りなおすというドタバタハプニングがありました。ラインで撮ってあとはアンシミュを軽く通しました。

ギターについてはこれまたSHISHAMOにならって、あえてソロ部分でもバッキングを(レコーディングですら)いれず、完全にギター1本でやりました。がソロの部分、音ぐらいは変えて良かったかもなぁ。(笑)

ベースが1番イケてなくて、これも最初MXRのDI通して撮ってたんですが、突然ノイズが乗り出して、仕方なくラインで撮り直したんですが、GAIN不足で無理やり持ち上げました。音抜けも悪いですね。

作曲ではサビで転調キメました。あるあるだけどやってみたかったんです。なのはがコード覚えるのとおさえるの大変そうでした。ごめんね☆

4曲通してなのはがコーラス撮ったんですが、サビで少し遊ぶというナイスコーラスぶりも是非聴いてください。

そしてこの曲は別アレンジでそのうち登場するかもしれません、お楽しみにー!

おわりに

ミックス、マスタリング、本読んで勉強してますけど、一朝一夕で身につくものじゃないですね。「経験するしかない」ってのはすごい非効率で嫌いなんですけど(さっさと理論から教えろやという気分になる)仕方ないので続けます。

また、作詞作曲・アレンジから、レコーディング、ミックス、マスタリングまで全工程を自分で経験できたってのが1番大きいと思います。学んだこととしては前工程に戻れないとか前工程が悪けりゃ後でどうにもならんとかその程度なんですけど。(笑)

あと「良い音」「良いミックス」って、良くならないと気づけないんですよ。良くない状態でも過去最高によければそれは相対的に良いんですよね。。。これをいかにして良い音に自分で近づき続けられるか、あるいは試行錯誤できるか、比較できるかがコツに思えてならない。

今後の予定

2016年8月末にMV公開、2017年1月に2nd albumリリース目標です。ライブもどこかでやれたらいいですね。

おまけ

物理CDも非売品で作ったよ!壁と同化しすぎてて最初気づかなかった。(打ち上げにて)

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「一流の記憶術」で記憶の原理原則を学ぶ

はじめに

だいぶ前からkindle unlimitedで入っていて、たまたま手持ちがなかったので読みました。こういうのいいね、アンリミ。アンリミじゃなくても300円と安いのでおすすめ。

記憶。暗記。ぼくは暗記が学生時代からとても苦手で、かつ現在もひとの名前を覚えるのが苦手だったりします。今は受験勉強のような暗記をすることはありませんが、ちょっとしたことを覚えるときにヒントになればと思い読みました。

記憶の原則

しっかりしてるのは人間の脳を記憶の観点からしっかり原則として説明してくれていることです。実際に後半にでてくる暗記術だけでも十分に覚えられるんでしょうけど、原則を知っていると応用しやすいですよね。

記憶は「符号化」「貯蔵」「検索」の3stepを経ると述べており、このどれか1つでも欠けていては記憶しているとは言えない。( 別の言い方で記銘、保持、想起と書いてありました)

まず最初に符号化、あるいは銘記することで覚えたい事柄を頭のどこかに刻みつけなければ当然覚えることはできませんし、刻んだ後一瞬で帰化してしまってもよくありません。そして保持してあったとしてもそれが検索できなければそれは覚えていないと同じということがわかると思います。

また、記憶にも三段階あるといい、「感覚記憶」「短期記憶」「長期記憶」があります。感覚記憶は我々が普段生活している中で、刺激を受けて感覚として感じるものです。これは本当に一瞬で過ぎ去ってしまいます。衣服に服が触れる、空気を吸う。キーボードを打ったときの打鍵感。こんなもの覚えていませんよね。

その中で意識したもののみが短期記憶として残ります。これは脳のワーキングメモリとしてもよく知られている、一定期間保持できる記憶領域です。しかしこれも短期というだけあって、そのままでは消えてしまいますし、容量にも限界があります。

これを超えて長期記憶となったものは、かなり長い期間、量保持できることになります。

そして脳のメカニズムについて以下のように述べられており、

前提知識を述べると、人間の脳には1000億個にも及ぶ神経細胞ニューロン)が詰まっています。これらの神経細胞は互いに結びついており、網の目のような構造をなしています。このネットワークのうえを電気信号や化学信号が行き交うことによって、私たちは思考や運動といったさまざまな活動を行っています。  このネットワークは、あるきっかけがあると何らかの変化を起こし、そのきっかけがなくなっても、変化した状態のままであり続けます。ちょうど、金属に力を加えて曲げると、そのまま維持されるのと同じような性質です。これを「脳の可塑性」と言います。(位置331)

繰り返し「想起」すること、それも一定期間後に想起することが重要と述べています。

記憶の第一ステップを考えると、そもそも注意を向けていないものは覚えられるわけがないわけで、ひとの顔や名前を覚えられないひとはそもそも覚える気がない可能性が高いですね。(自分もそんな気がします。。。)

実際のところ、注意を向けるだけで、日常の大半の物忘れを防ぐことができます。例えば、鍵をかけるときに、「いま私は鍵をかけた」と頭の中で言ってみる。朝ごはんを食べるときに、「今日の朝ごはんは、パンと目玉焼きとサラダだ」といった具合に、食べた品目を音声化してみる。あるいは、食べたもののイメージを思い浮かべてみる。たったそれだけでも、覚えておける可能性が高まります。  日常的な物忘れに悩んでいる人は、ほとんど手間もかかりませんから、試してみる価値があるでしょう。(位置892)

あと僕よく忘れ物をするんですが、机の下の見えづらいところに何か置くとき、(あっ、これ忘れそう)と思ったら周囲にアピールをかねて「はいこれ僕今日忘れますー」と口に出すようにしています。これがあると忘れないのでやはり意識を向けるというのは大事ですね。

そして想起するためには手がかりは多ければ多いほど良い。

情報の関連付けをするときには、関連付けるべき手がかりは何かを考え、適切な手がかりと関連付けること。これが出来なくては、いざというときに思い出すことはできません。(位置837)

例えばこれは別の本で読んだんですが、いつも同じ机に向かって勉強するよりも、カフェ、図書館、学校と場所を変えたほうが無意識で感覚が受けるものが変わってくるので、結びつきが強化されて覚えやすくなるという話がありました。それと同じですね。

何をきっかけに自分はそれを覚えるのか?という意識を向けられると確かにかなり違う気がします。

まとめると

  • 意識しないものは覚えられない。まず対象を意識する
  • 想起するためのきっかけをできるだけ多く見つける。感情、感覚も効果的(だから音楽は感情を呼ぶんですね)
  • 短時間の繰り返し(手続き記憶)も有効だが、一定時間後に思い出す訓練が有効

ということになります。納得。

記憶術

さて本書の後半は受験勉強に代表される歴史の記号暗記や、買い物リストの暗記、果てには円周率100桁までならいける、というような類に使える記憶術が乗っています。

学生時代の経験から知ってる!というものものあれば、はじめてきくものもあり、どれも有益そうでしたが、自分には役にたたなさそうでした。(そんなに頑張ってたくさんのものを覚えるシーンがない)

著者も「たいていのことは前半の原則だけで覚えられる」といっている通り、後半は流し読みしました。気になる方は買って読んでください。

自分の生活に応用する

さて、本書の内容を自分の生活に応用する、すなわち自分が覚えられずに困っていることに対して、どう応用するかを考えてみましょう。

コマンドオプションが覚えられない

ls -aとかはともかく、tar zxvとかtar zcfとか。sed -r -e ‘/^foo/s/foo/bar/g’ とか。find / -name “*.pyc” -type f -delete とか。ね?ね?(伝われ)

ちなみにこれらソラで書いてるので間違ってる可能性あります。

まずはググってすぐコピペするのでは「意識」できてないのでその後何十回もググることになります。まずは声に出すなどして、意識して使う。そして関連付けという意味で、なぜそのオプションはその記号なのかを考える。

rpm -qpのqはクエリなのかな。pはなんだろう。

3つめの頻度については自然に使うシーンがあるたびにやればいいでしょうから、上記2つを意識するだけでもだいぶ違いそうです。

歌詞が覚えられない

自分の歌詞ですら覚えられません。スタジオでボーカルをやることがまぁまぁあるのですが、もう本当に苦手です。

最初に意識したのは一定期間あいてからまた覚えようということでした。これはまぁまぁ効くのですが、1ヶ月前から根気強い暗記作業が必要で、自分にとってはかなり苦痛でした。

まず意識するというフェーズですが、音楽と一緒に歌うだけでなく、朗読してみてその言葉に注意を向ける。

そして関連付けを増やすという意味で、その歌詞からイメージを浮かべたり、勝手に想像して追加情報を加えてみる。

最後に歌は最初は出て来ればなんとかなりますから、頭文字なり、歌い出しを何らかの順番をつける、それこそ頭文字法を使うとか、1番と2番のサビは一緒というメタ情報を覚えるとよさそうです。

コード進行が覚えられない

これ悩んだんですけどダメでした。

暗記術を使うならコード記号を何かのイメージに結びつけてやればいいんでしょうけど。すでに記号だしそうするしかないのかなぁ。ナンセンス感がすごくない?

かといってkeyを覚えて、コードを数字の記号で覚えたとしても結局それは覚えないといけないわけだし、コードの上昇感や下降感、コードの変化にどう自分が感じるかとか、この歌詞のこの部分でこの進行なのがいい!とかいう感情とともに覚えるとかしか浮かばないです。

音楽家のみなさんは絶対こんな低レベルなことで悩んでないと思うんですが、何かヒントあれば教えて下さい。

おわりに

暗記が苦手な自分でも原理原則を抑えれば日常の些細な場面で応用できそうです。暗記が役に立たないことはないと思うので、すべてのひとにおすすめの本ですね。

「アウトラインプロセッシング入門」を読んでアウトライナー思考をはじめよう!

はじめに

きっかけは「勉強の哲学」の千葉先生のツイート。

何かを思考するとき、僕も他のひとと同じように書きながら思考する。書いてみて、想像を膨らませる。だからブログは友達だ。ただ書いてる途中で構成がわからなくなったり、何が言いたいかわからないまま書き始めて道を見失うこともあって、何か突破口がないかなと思っていたところなので即読んだ。

ちょうどセールでした。アンリミで無料。

アウトラインプロセッシング入門

アウトラインといえばwordやパワポでよく見る「アウトラインモード」で、目次(項目)のみが列挙されたものだ。章立てのみが表示され、文章全体の構成が正しいかを簡易にチェックできる。しかしアウトライナーはその項目を作るツールではない。通常文章を書き始めたとき、その章立ては不定だろうし、書きながらどんどん変わっていくものだ。書いてる途中にまた新しいことが浮かんで、それを書き足すと、なんだかこの章は大きくなってしまったから分割しよう、なんてことはよくある。そこで役に立つのがこのアウトライナーだ。

アウトライナーは思考ツール

アウトライナーは前述の通り、章立てを作るためのツールではなく、とめどなく流れる思考、あっちにいったりこっちにいったりする思考の動きに柔軟に追従するためのツールといっていい。僕たちの思考は本当に無秩序だ。友達と話しながら「あれ俺何言ってるんだっけ」ってなるでしょ。

アウトライナーの3つの機能

1.2章で紹介されるように、基本機能はたった3つ。

  • アウトラインの表示
  • アウトラインを組み替える
  • アウトラインを折りたたむ

このシンプルさで、柔軟な思考をサポートしてくれる。表示はそのまんまだとして、入れ替え、あるいは項目の追加削除、段落の上げ下げを柔軟にできることは章建ての柔軟な変更をサポートすることが明白だ。

折りたたみはすなわち本文とアウトラインを相互の行き来して、ボトムアップトップダウンの視点を入れ替えることをサポートする。思考は先に結論があるトップダウン型と、根底の考えから1つのテーマが見えてくるボトムアップ型、両方があり、その両方が混じり合う。それをサポートしてくれる。

この思考の行き来の、従来の物理的制約について本書ではこう語られている。

トップダウンボトムアップを何度も行き来することは、頭の動きにはかなっていても、物理的には困難だったわけです。 アウトライナーは、その困難な作業をほとんど意識せず実行させてくれます。アウトライナーの基本機能(アウトライン表示、アウトラインの折りたたみ、アウトラインの組み替え)が、自然にそうさせてくれるからです。そして意識せず自然にできることにこそ意味があるのです。 「シェイク」は、アウトライナーによって誰にでも実行できる実用的なテクニックになったと私は考えています。(位置: 520)

思考ではなくとも、カテゴリ整理のときにトップダウンボトムアップ2つの整理アプローチがあるということを以前ブログに書いた。

take-she12.hatenablog.com

アウトライナーの利点

思いつきを逃さない

思考はいつ出てくるかわからない。そして出てきた途端に書き留めなければ、短期記憶にすら残らず死んでしまう。そんな思考をとりあえずと書いておき、あとで必要なところに動かすことができる。何でも入れておけのEvernoteに対して、そのあと柔軟に別のものとつなげることができる。これがEvernoteに比べた大きなメリットだと思う。著者もEvernoteはノートの概念が邪魔をすると言っていて、それはその通りだと思う。

思考が思考を生む

そしてまた同様に、1つのアウトラインの運用をすることによって、一見関係なさそうな、思考の断片同士が繋がって化学変化を起こすことがあるという。これは自分自身経験があるわけではないが、ありそうだと思う。だって思考は自分が意識できている思考だけではなく、無意識にもとんでもない量を思考、あるいは脳が感じているわけで、近しい別のものから連想で別の発想をすることは容易にありそうだ。

これら2つのメリットについて、本書ではこう語られている。

ここでは小さな思いつきの断片をキャッチし、発酵させ、組み立て、最終的に仕上げていくプロセスのほとんどがひとつのアウトラインの中で行われています。このときのアウトラインは、アウトラインとしてはひとつでも、実態は複数の文章、あるいは「文章の構成要素」の集合体です。つまり「ファイル」という概念がなくなっているのです。(位置 709)

Tak.. アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術 (Kindle の位置No.734-739). . Kindle 版.

生活で使うアウトライナー

本書で紹介されていたThought Log、非常によくできてるなーと思いました。行動するためのDo、生きる環境をクリアにするAs、生きる自分をイメージするBe。もちろんこの型は誰1人同じものはありえず、それぞれ個人にベストな生活アウトライナーの形があるはず。これは実際に使ってみて確かめるしかない。

Cloud Outliner

本書ではommnioutlinerがサンプルとしてあげられていたが、とてもじゃないけど高くて手が出せない。一方でクラウド版のwork flowyは無料プランで到底おさまる気がしなく、そうであれば年額5000円と継続的に使う場合最も高価。さらにiOS版がいけてなく、試しに使ってみたが項目の位置移動ができないように思えた。そこで3つ目の選択肢Cliud Outliner。なぜか執筆日(7/4)は70%offキャンペーンで、Mac版320円、iOS版120円の破格で手に入れた。さっそくMac版のCloud Outlinerでこの記事を書いている。iOSとのsyncもスムーズだし、ショートカットキーも簡単に覚えることができた。

Cloud Outliner 2 Pro: Outline your Ideas & Plans

Cloud Outliner 2 Pro: Outline your Ideas & Plans

  • Denys Yevenko
  • 仕事効率化
  • ¥360

おわりに

本記事はアウトライナーというツールが有益な理由を本書に沿って自分なりにまとめなおしたものだが、同時にアウトライナーの初の実験台でもある。書いてみて思ったことは、ブログを書くとき普段はいきなり書き始めるので、章立てから考えることが(強制的に)できるということ。そしてその章立てを決めてから本文を書き始めたところに普段と順番の違いを感じた。

f:id:take_she12:20170704202827p:plain

今回迷ったがあえて本文までがっつりOutLinerで書いてみた。本文自体はブログで書いてもどちらでもいいかなと感じた。いずれにせよTwitterAmazon商品リンクなど、ブログ上で最後に見直しを兼ねて追加する作業がでてくる。はてなブログmarkdownなので箇条書き等もこちらではoutlinerでも表示できない。もっといえばexportがイケてないので、htmlで出した後手動でコピペ、段落付けをしなければならない。

やはりアウトライナーはブログの記事執筆(エディタ)というよりは、ブログで何を書くかを考える事前準備の段階でもっとも力を発揮すると感じた。

またしばらくブログ執筆以外のいろんな場面で日常的に使い倒して、あらためて感想を書きたいと思う。

「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」を読んだ

はじめに

便秘もだし、体重増加が止まらないので、どげんかせんといかんと悩みつつ、全然効果でないし、何を食べたらいいかわからない。。。そんなときに読みました。

筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方

筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方

1時間ぐらいでサクっと読めて、一生分の知識が過不足なくつくのでおすすめです。その名もマクロ管理法。決められた栄養素分だけきちんと取りましょうね、ただそれだけ。

基礎代謝とマクロバランス

まず基礎代謝を計算。

計算ページはこちら。

書籍用マクロ計算ページ - DIET GENIUS.jp

僕の計算結果は1566.25でした。

そしてアクティブ度はデスクワークなので低、かつ減量目的。

その結果、

総摂取カロリー:1504kcal

を1日に取る必要があります。

というわけでコンビニのように裏に成分がのっているか、会社の食堂のようにピピっと数値が出るような食事を多めにしていく必要がありますね。

ダイエットアンチパターン

悪いダイエット方法に対する言及も行っています。炭水化物抜きダイエットについても、

本来の炭水化物抜きダイエットは「炭水化物を抜けばOK!」なんていう単純なダイエットではない。そうではなく、炭水化物の代わりに「ケトン体〔*〕」をエネルギーとして利用するのだ。  だが、普段の食事から炭水化物をカットしたからといって、すぐにケトン体をエネルギーとして使用できるかというとそうでもない。簡潔に言うと、炭水化物をほぼカットする代わりに、脂質から摂取するカロリーの割合を大幅に引き上げる必要があるのだ。

と注意した上で、そもそも

はっきり言ってめんどくさいし、何より、炭水化物だらけの日本食との相性は最悪だ。

日本にいて炭水化物を完全に回避することはできない。カレーが大好きな僕も早々に諦めました。

筋トレや運動に目が行きがちだが、食事がもっとも大切だという。その通りで、食事から身体はできるから。

おわりに

摂取カロリー<消費カロリーであれば痩せるという原則は理解していたが、カロリーだけでなく栄養バランスを!と言われても実際いくらとればいいの?っていうのがこれまでわからなかった。それをシンプルに一冊にまとめているいい本。

日常的な運動と、筋トレ。そしてこの食事法を守って健康的に、一生続けられるダイエットをしていきたいと思います。

オリジナルCD制作 レコーディング・ミックス・マスタリングを全部自分で経験して振り返り

はじめに

夢だったバンド録音のアルバムを出しました。(出します!5/17に)

www.youtube.com

tokerun.thebase.in

経緯や想いは別途公式HPのほうで語られればいいかなと思います。この記事では技術的な話 - レコーディング・ミックス・マスタリング作業についての振り返りをしたいと思います。

レコーディング

大きく3つに工程は分かれてますが、現実的にはこれらは密接に結びついており、分けることはできません。後工程のことがわかってないと良い仕事はできない。

今回、ドラムはオーディオインターフェイスとPC持ち込み、スタジオで自分でマイク立ててやりました。とはいえ、撮ったのは3年も前、福岡にいたときなんですが。。。

持ち込んだインターフェースはこれ。もう生産終了してますね。

tascam.jp

ドラム

スタジオでマイクとスタンドを借りて、ハイハット、スネア、キック、ハイタム、ロータム、フロアタム、TopのLとRの8つ。マイキングとかよくわからないのでピークを超えないようにインプットレベルを調整して、撮りました。

ベース

ラインで撮りました。ただ、SP CompとMXR M80 Bass D.I. +を先にかけました。ベースはもう撮りたい音がある程度決まってるのと、先にコンプをかけておいたほうがインプットレベル調整するときに楽だと思ったからです。

MXR M80 BASS D.I.+

MXR M80 BASS D.I.+

ミドルを下げてドンシャリに。

スタジオでは指弾きなんですがまだリズムや音量が安定しないので、ピック弾きで撮りました。

ギター

アコギはマイクを立てて普通に撮りました。特に向きとか近さは考えてなかったような。

エレキはこれも3年前なんですがエフェクターボードを通して自宅のアンプから出した音をマイクで拾いました。マイクはSM58

ボーカル・コーラス

自宅でマイク立てて歌いました。これもSM58です。

ミックス

ぜんっぜんわからん。というか正解がわからん。

フェーダーワーク

キックを基準に、他の音量を下げる方向で確認。キックともう1つ、という風に、合わせてじゃなく、1つずつ行いました。

注意したことは

  • ベースを上げすぎない
  • ボーカルが一番聴かせたいのでそれができているか

EQ

全楽器の周波数特性理解してるわけでも暗記してるわけでもないのでこれもまた難しい。

まず、キックとベースからはじめます。ベースは60Hz以下はカット。キックは62Hzあたりと90Hzあたりに良さげなポイントがあるのでそこをブースト。あとは2000Hzあたりだったかな、を上げるとアタック感?が増すのでアップ。ベースの低音とキックの低音を譲り合ってどちらも聞こえるようにするようにしました。

次に他のパートは全部100Hz以下をゆるやかにカット。低域をあけてあげる。topL/Rなんかはシンバルがとれればいいので、500Hz以下あたりからカット。

insert

キックとスネアとボーカルにCompをかける。ゲインリダクション量が3dBぐらいになるようにスレッショルドを調整。アタックやリリースの違いは正直聴いてもよくわからないので短めにしました。レシオも適当にだいたい、1:4ぐらいにしたはず。

ボーカルに薄くreverbをかける。

マスタリング

ちなみにミックスの工程ではstereo outにマキシマイザーをかけて確認してました。

実際のマスタリングはリミッター + マキシマイザー。outputを-0.1dBにしてあげられるまであげる。RMSメーターで-10〜8dBになるまであげました。

RMSは僕のCubase Elementでは見ることができなかったのでプラグインを導入しました。

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参考書籍

以下の本を読みました。

レコーディング/ミキシングの全知識 [改訂版] (「全知識」シリーズ)

レコーディング/ミキシングの全知識 [改訂版] (「全知識」シリーズ)

全知識はアナログ時代とデジタル時代を両方網羅して、原理についての説明が多かった。大事なことなんだと思うが、当然全部は理解できず、全体感の把握に止めた。

音圧アップのためのミキシング本は、「何をすればいいのか」(作業レベルで)と、その根拠が書いてあって非常に助けられた。とりあえずこれのマネをするところからはじめられた。

最後にマスタリングについては、RMSメーターという基準値を知ることができた上、ミックスについてのTipsもある。そしてCubaseというのもあって買ってよかったです。

所感と今後

まだまだ理解が足りてないところもありますがなんとか完成させられました。今回のようなシンプルなバンド構成ですら難しいのだからこれにキーボードとかパーカッションでも別の音が入ってきたりすると…

個人的に、フェーダーワークをしたあとコンプかけて潰すと音量感変わってまたフェーダー確認しないといけないと思ってるんですが、じゃあ先に音作りをしたほうがいいのかなーとも思いました。

マスタリング工程はもはやミックスがうまく行ってないとうまくあがってくれないので、結局ミックス時の音量調節と、EQ補正が1番大事だと思います。

一通り経験したことで、後工程のことを考えながらレコーディングができるようになったのはでかいと思います。目で波形を見ること、耳で聴いて変化を感じること、これは訓練しないとなかなかうまくならないと思うので、ある意味「やるしかない」は正しいのかもしれません。それにしてもノウハウが出てなさすぎな気がしますが。。。

個人的にはマスタリング前の、プロがミックスした状態と、何も手を入れてない状態で比較して、ゴールとゴールに向けてどんな変化をしたのかを知ることが1番重要かなと思いました。(結局コンプをこうするとか、EQをこうするとかは、ただの手段で、それを知ってもあまり意味がない)

おわりに

また次別バンドでのレコーディングでもレコーディング、ミックス、マスタリング担当なので少しずつ上手になりたいと思います。すっげー大変でしたエンジニアさんすごいわ。。。